誰しもがわかっていることだと思いますが、お病気や後遺症によって今までできていたことができなくなっていることに注視してしまします。
当然と言っては当然ですが、できないことばかり考えていても変化はないと言うお話です。
ただ、コレは患者様だけでなくご家族や皆さんのお友達でも同じですよって話でもあります。
できないことに気づくのも大切だができることを再確認する重要性
お病気や後遺症などにより今まで「できてていた」ことが「できなくなってしまう」ことがあります。
できない事に悩むのは当然と言えば当然ですが、問題なのはその「できない」こと「だけ」に注目してしまうことです。
悩んだり怒ったり泣いたりしつつも受け入れていくものではありますが、問題はその後もずーっと「できないことダケにこだわってしまいがち」なことです。
我々人間は強くも弱くもありますから、やはり一人では気持ちを切り替えられないこともあります。
ですから、我々のようなサポートする人間がいるんです。
必ずしも解決するかは分かりませんが全力でサポートするのは当然で、できないことをできるようになるように患者様ご本人と一緒に頑張っていきます。
ただ、できないことダケに注視することが必ずしも良いことだとは言えません。
色々な可能性を狭めてしまわないように「今できること」にも注視して、ご自身のお体を知り可能性を感じる機会を作れるようにしています。
ところで、今までの話は患者様ダケのお話だと思いますか?
違います。
ご家族や我々関係者も同じなんです。
はい、お病気や後遺症でなくともです。
例えば…
我々のような医療職は手を使うお仕事で、かつ頻繁に手洗いや消毒を行います。
また患者様に触れたり目に触れることから爪のケアなどは意識的に行っていますが、オシャレなネイルを塗るようなことは「できません」。
できるかも知れませんが現実的ではありませんねw
しかし、女性が多い医療職で「おしゃれ」や「好きなこと」が「できない」ストレスは、少なからずあると思います。
とても大変なお仕事でもありますからストレスの発散は必要だが、望ましくない「できない」のです。
できないことダケに注視してしまうと、本当にストレスになってしまい気が滅入ってしまいます。
手のネイルはできませんが、足のネイルをやるのはどうでしょうか?
手のように人目には触れませんが、綺麗に塗られた足のネイルをしている自分自身は気持ちが「あがる」と思います。※個人差はありますがw
気持ちがあがれば、お仕事やプライベートも楽しくなるものです。
お病気や後遺症とは違うかも知れませんが、気持ちの置き所やストレスの回避などは同じだと言えると思います。
患者様だけでなく、支えるご家族も同じで「できないこと」ダケに囚われず「できること」を意識していくことが重要だと思います。
新型ウイルスでできないことが増えている今ですが、できることを探して皆さんと歩んできたい。
そう思う院長本多でした^^
お身体のことサービスの内容などお気軽にお問合せください。
私、院長本多が必ず目を通してお返事しています。