姿勢の崩れが色々なトラブルを起こす可能性あるのは誰でもご存知だとは思います。
でも、立つ、座るなどの日常の姿勢については意外と知らないこともあるかも知れませんね。
座ったら楽って本当ですか?
座っているから楽だとは限らない。車椅子だから何もしないのは?
立っている時と座っている時の腰にかかる負担の違いをイラストで見てみましょう。
立つ(立位)の状態を基準の「1」とすると、前傾になると腰への負担は姿勢の良い立位に比べて1.5倍腰に負担がかかっています。
じゃあ座る(座位)とどうでしょうか?
あれ?姿勢をよく立っている状態より腰にかかる負担が増えています。
さらに、前傾の座位(座る)だと腰への負担が1.9倍にもなっているのがわかりますね。
姿勢の良い立位(立つ)だと頭から足先までブレがないので負担を1と表現して他の数値と比べているイラストですが、実際に腰だけでなく膝や足の関節や足裏のクッションなどで負担は分散されているとも言えると思います。
ですから、イラストは腰の話ではありますが他への負担も出てくる事になりますね。
ちなみに、前傾に立って荷物を持った場合は通常立位1に対して2.2倍の負担が腰にかかり、座位前傾と荷物だと2.8倍の負担が腰にかかります。
とにかく姿勢って大切ですよねって話ではあるのですが、立てるから何もする必要がないとか車椅子生活だから、寝たきりだから何もしなくても良いって話じゃないですよねと言うことをお伝えしたく投稿しました。
車椅子生活でも寝たきりでもやれることはあると思いますし、我々のような鍼灸マッサージを利用して頂いてお身体をケアすることで改善出来ることもあると思います。
ご高齢の患者様の多くは立っても座っても前傾姿勢の方が多いですから、そのまま何もしないということは様々なリスクを招く恐れがあると言うことは少しは伝わったのではないでしょうか?
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